先ほどの続きですが、引続き車に慣れるための愛犬に必要な訓練です。車に慣れて外出先に出かけるということになれてきたら、ようやく遠出をしたくなりますがそうなる前にまだまだ愛犬のために考えなくてはならないことがあります。既に外出している人もいると思いますが、その際に愛犬を何処に乗せておくのが一番ベストなポジションというのか気になるところでもあります。自宅から少し離れた場所であるならもちろん自分の傍らに乗せる事もありかとは思いますが、その際にも必ず運転しているときにいきなり飼い主の方にじゃれ付いてこないようにするということも必要となります。運転しているときにいきなりハンドルを切ることになるようなダイナミックな動きをされてしまったら、間違いなく色んな意味で真っ白になってしまいますから運転するときに待つように訓練することはとても重要になってきます。
では一般的なアンケートを取ったときに主に何処に乗せているのかというアンケートを取ったとき、最も多い得票数を獲得した車内の愛犬が座る場所としては、圧倒的『助手席』に座らせておく人が多いという結果になりました。飼い主一人で飼い犬と一緒に外出するときは助手席に乗せるというのは確かに分かります、ペットを離して乗せるというのは飼い主としては非常に気になってしょうがありません。同乗する家族などがいる場合には一緒に後ろに乗って遊び相手として接してもらうという風にもできますが、一人での外出時にはやはり一時でも離れることができないという親ばかな人もいます。どんなときでも二人はずっと一緒にいるものだよと、そんなことをいわんばかりに分かたれることを嫌がる人もいるでしょうが色んな意味で安全を考えたときにはあえて離すことも必要でしょう。
専門家いわく、助手席や後部座席に乗せることは確かにありでしょうができることなら乗せないほうがいいともいっています。それは車を運転しているときにも急ブレーキをかけるといった事態になる恐れを考えたときに、座席の下に落ちてしまうという危険性もあるからです。いくら犬といっても衝撃に対する対応はできないため、下手をして打ってはいけないところを怪我するようなことになってしまったら大変なことになります。また、その衝撃でパニックになってしまう恐れも十分にありますから出来ることなら後部座席より後ろのバゲージスペースに乗せておく方がベストかもしれないといっています。これに関しては助手席や後部座席などの危険を考えた場合によるものですが、基本的な前提の中に『体を固定していない』という条件が含まれています。
車内での愛犬たちの状態についてですが、こちらも賛否両論という風に意見が分かれると思います。その違いとしては体を固定しているか否か、という点となります。固定といってもクレートのようなかごの中に入れて車に乗せる人も居るでしょう。こちらについてもその時々によるところかと思いますが、これも飼い主によってどうするかという風になっています。では具体的にどのように車に乗せているのかということを少し見てみることにしましょう。
主に乗せ方については上記のようになっています。クレート、シートベルト、何もつけていないまでは分かりますがまさかのお膝の上でゆっくりしていましょう♪的な展開になるとは予想を裏切るような結果でしたが、さすがに運転している人の膝に乗せることは出来ないでしょう。というより、可愛い寝顔を見せられて運転どころの問題ではないと思います、可愛さに見とれて携帯を取り出して写メを取ってしまうという衝動に駆られると思います。天使がいると思いながら連写モードにして撮影を運転中にしたらもうすぐそこに終わりが見えてくるでしょう。これも死亡フラグというものですから気をつけなくてはいけませんね。
自動車を販売しているメーカー側が推奨しているペットの車の乗せる位置としても固定して載せた方が安全面を重視できると紹介していることを考えたら、やはりベストはクレートなど体を固定させた方が安全といえるでしょう。ただ体を固定させるということは安全という面もありますが、車酔いとも因果関係があるのです。車内で体をフリーにしてしまうとどうしても落ち着かないとして離してあげるのも愛情があるとは思いますが、逆に体を固定していない状態だと車の動きに安定性を見出せないために酔ってしまう恐れもあるのです。これもまた犬の特性に左右されるかもしれませんが、時には心を鬼にするということも覚えなくてはいけないでしょう。
またフリーの状態でドアを開けたら勝手に飛び出してしまうという恐れもあります、そう考えるとよほど気性のおとなしい子でもない限りはフリーで乗せるのはお勧めできないといえるでしょう。もちろん訓練しだいによってはそんな短所を改善することも可能かもしれませんが、相当の時間教え込むことをしなくてはいけない可能性もあります。労力を惜しむことに対して苦労を感じるような人はもとから固定して勝手に出歩かないようにするように処置することも非常に重要な要素といえるでしょう。
愛犬家にしたら家族も同然!そんな犬と出かけることについて。ひたすら紹介します!