犬は基本的に住処に対してはこだわりを持っていません、その代わりということもあってご主人様がいれば何処に行っても基本的に問題ないというところも犬と猫の一線を画している違いといえるでしょう。群れの中で生きているので家族の中にきちんと自分が存在していれば、多少なりとも不安でも安心できるという特性もあるので旅行に一緒に連れて行く家族もいると思います。私も幼少期の頃は先ほど話した別の黒い大型犬を飼っていたのですが、その子を連れて遠出して川に遊びに行くなどをしていました。環境が異なっていることも含めて、川での遊びに夢中になっている犬と一緒に戯れるということもしていました。その時も愛犬は常に私たち家族が側にいることを常に確認しながら遊びに興じていたところを考えると、犬は飼い主となら何処でも行けると思ってしまいます。
ですが、近所の散歩ならともかくとして自宅から遠く離れた場所への連れ出しについては気をつけなくてはいけません。当然ですが、近所はまだある程度なら対応できることも外出先となる場所がかなり離れたところとなるならきちんと犬の躾というものがなされていることが大前提となっています。旅行先ともなればかかりつけの病院に直ぐにいけるというわけではありません。、外出先では近所でも注意しなければいけないことに対して数倍以上鋭敏に対応できるようにしておく必要があります。そんな中でも外出するという事に不慣れな子犬の時に遠出するということはそれだけ大きなストレスを与えることになります。犬のために色々な経験をさせたい、自分達が旅行に行きたいといった理由だけで連れ出すことは自分勝手というものです。近所の散歩から少し離れたところへと行くことを検討するには、まず外出になれたと十分に判断できるくらいの訓練をしてから出かけていくことが最もベストな状態といえるでしょう。
犬と外出するときですが、連れて行く範囲についても出来るのであれば少しずつ遠くしていくことがベストだと思います。いきなり長距離とも言えるような旅行をさせることも確かに可能かもしれませんが、それもこれも飼っている犬の性格云々という問題に関わってきます。何が一番問題になってくるのかというと、移動の際に利用することになる車という問題です。人間にも車酔いというどうしようもない問題が起きるように、犬も車には弱いこともあって酔いやすい体質となっています。家族の中に車に酔いやすい子、同時にペットも酔ってしまったら世話をする側は二重に苦労することになります。そうならないためにも人間としてはこまめな休憩を取って犬が移動の際に負担にならないようにしてあげるということが必要となります。この点についても愛犬という大切な家族を慮って行動することが求められてきます。
ですがその前に遠出をする前にやらなくてはいけないことというものがあります、それは犬に車の中で移動するという事に対して慣れるように訓練することです。こちらについても距離的には最初は短いときから始めていくことがお勧めでしょう。何事もぶっつけ本番で行うというものは人間様過ぎる行動なので、犬の事を考えてあげましょう。でも犬が車になれるためにはどうしたらいいのかというのも気になるところです、そんな人達には以下の手順で愛犬がまず車そのものに慣れるための訓練手順となっています。
このように、まずは車そのものに抵抗がなくなるように訓練をしないことには犬との外出など夢のまた夢というものです。あと、これも大前提ですが運転中に興奮して暴れないようにするよう躾けることも重要となります。運転しているときに飛び掛ってきたら一緒に天国へのドライブとなってしまうので、車内ではおとなしくしているように訓練することも必要となります。
愛犬家にしたら家族も同然!そんな犬と出かけることについて。ひたすら紹介します!